IATF16949サプライヤー監査員(SAC)試験コース(4日)
IATF/AIAG “公式” IATF16949試験コース
< 2023年 6月6日(火)~ 6月9日(金) 満席 >
< 2023年 10月23日(月)~ 10月26日(木) 残席少 >
< 2024年 2月13日(火)~ 2月16日(金)>
> SAC資格を取得する方が増えている理由
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サプライヤー監査員(SAC)資格は,IATF/AIAGが公式に認める第一者監査員(内部監査員)・第二者監査員(供給者に対する顧客としての監査員)としての資格です。
本コースは,審査会社の審査員がIATF16949審査員資格を取得するために,受講が義務付けられているIATF公式 新規審査員研修コースの内容を基に構成されています。本コースではIATF承認取得・維持ルール第5版を中心に扱い,ルール第5版の内容及び自動車産業プロセスアプローチ(APA)の効果的な適用に焦点を合わせています。
本コースの4日目の午後に行われる筆記試験(知識問題,応用問題)の合格者には,IATF/AIAGから第一者監査員及び第二者監査員の資格証明書が発行されます。これはゼネラルモーターズ,フォード,クライスラーの3社はもとより,国際的に広く認められている客観性のある資格証明です。
一般に,組織の内部監査員は,組織の決めた資格認定基準を元にして力量があると,組織自らが宣言/証明するわけですが,これでは自己宣言/自己証明の域を出ません。自己宣言/自己証明は,QA(Quality Assurance)の世界では信頼感という観点から不十分なものとみなされています。この弱点を補うために認証制度の運営元が導入したのが,このSAC資格制度です。
これまでに,内部監査や調達先監査の重要性を理解されている自動車会社様や有力サプライヤー企業様など,国内では370名を超える方々(常務役員,部長,課長,係長,技術者等)がSAC資格を取得されています。
SAC資格を取得する方が増えている理由
受審対応力アップ
SAC試験コースは,IATF16949審査員資格取得のためのコースと内容・講師が同じであるため,審査会社による審査の基本ルール及び審査ポイントが良く分かります。そのため,IATF16949の審査で上手く対応することが可能となります。
なお,2017年1月1日よりIATFルール第5版が有効となっており,受審企業及び登録企業はIATFルール第5版の十分な理解が必須となっております。そのため,本コースでIATFルール第5版の適用の要領を修得することにより,より一層の受審対応力アップが図れます。
顧客の信頼感アップ
また,海外顧客による監査においても,的を射た適切な対応ができるため,顧客の信頼感が向上します。SAC資格を保持しているだけでも,その会社の取組みの姿勢に対して,顧客から良い評価を得られることがあります。
内部監査を効果的に行うために
内部監査を効果的に行うためには,会社の業務プロセス及び全体マネジメントシステムの実態を的確に把握し,そのパフォーマンス及び有効性を,本来の目的に対して適切に評価できる能力を持つ内部監査員が必要です。その評価においては,リスク及び経済合理性のバランスを考慮することが不可欠です。
実効性のあるマネジメントシステムの構築、運用
このような能力を備えたSAC資格保持者が,内部監査にとどまらず,広くIATF16949対応推進業務を行うことによって,表面的あるいは形式的でなく,実効性のあるマネジメントシステムを構築し運用することができるようになります。
自動車産業プロセスアプローチに焦点を当てる
それは,SAC試験コースの中で研修の焦点が「自動車産業プロセスアプローチ」という,経営管理者に必要な組織の管理技術あるいはマネジメント能力に大いに役立つ考え方になっているからです。この自動車産業プロセスアプローチは,ISO9001でいうプロセスアプローチよりもレベルの高いアプローチで,問題解決能力,リスクマネジメント,コミュニケーション能力に密接に関係しているものです。
調達品の品質保証の重要性
近年,製品に組込む部材を調達することが国際的にも国内的にも多くなり,組織の製品の品質保証において,調達品の品質保証の重要性がますます高まってきています。とりわけ,2次サプライヤーの管理の重要性に焦点が移りつつあります。このような状況においては,供給者(2次以下のサプライヤー)の品質マネジメントシステム運営能力を的確に評価することが必要となり,また,場合によっては,供給者に対して管理要領を指導することが必要となるでしょう。
こういった業務は一般に「サプライヤーマネジメント」と呼ばれますが,このマネジメント能力は,組織にとって不可欠なものとなっています。この能力が高ければ組織は供給者に対して,購入者としての必要な管理が的確にできるようになり,それは,ひいては顧客の期待に効果的に応えることに繋がるわけです。
IATF16949サプライヤー監査員(SAC)研修内容・演習
1日目
◇ 自動車産業プロセスアプローチ
◇ ステージ1準備状況レビュー
◇ 審査計画策定
2日目
◇ 自動車産業コアツール
◇ 顧客固有要求事項
◇ 審査計画策定
◇ ステージ2 生産事業所審査3日目
◇ 不適合のマネジメント
◇ サーベイランス審査
◇ 更新審査
◇ コースのまとめ
4日目
◇ 監査実技
◇ 筆記試験(知識試験,応用試験 計3時間)
※再試験は1年以内に2回 受験可能。ただし,既設定の試験日に限る。
※参加要件: 自動車メーカーに所属の方,サプライヤー(製造)企業に所属の方
※参加に必要な知識: IATF16949要求事項 , 内部監査 及び コアツール(APQP,PPAP,FMEA,MSA,SPC)
サプライヤー監査員(SAC)試験コースにて使用する資料 New!
サプライヤー監査員(SAC)コース テキスト 【当日配付】
① IATF(GM,フォード,クライスラーなど)とプレクサスが共同で開発したテキストを配付,使用します。
② テキストの内容は,IATFルール第5版の規定事項及び自動車産業プロセスアプローチ(APA)で構成されています。
サプライヤー監査員(SAC)試験コース合格率
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
SAC試験コース (初回受験) |
608名 | 253名 | 42% |
再試験 (再試験 2回受験を含む) |
(332名) | (117名) | (35%) |
合計 | 608名 |
370名 | 61% |
※2021年12月現在
プレクサスのIATF16949セミナーが選ばれる理由
SACコースのご感想
セミナー担当講師
弊社代表取締役社長
鈴木格
【自動車産業】 IATF公認 IATF16949審査員試験コース講師&試験官
【航空宇宙防衛産業】 IAQG公認 AS/EN/JISQ9100審査員試験官養成コース講師&試験官
ISO/TC176国際会議(品質管理・品質保証: ISO9001規格制定)日本代表メンバー (元)
米国プレクサス公認プリンシパル・マスタートレーナー
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認証書/証明書
◇ 試験に合格された方には,IATF/AIAGからIATF16949サプライヤー監査員 認証書が授与されます。
◇ 合格されなかった方には受講証明書が授与されます。
受講料
一般価格: 281,600円(税10%込)
会員価格: 253,440円(税10%込)
※ テキスト代,昼食代,合格証代(又は受講証明書代)を含みます。
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日程・会場
研修時間
◇ 1日目: 9時30分~16時30分
◇ 2日目~4日目: 9時15分~16時30分
筆記試験時に使用できる書籍
試験中に貸与される規格類
◆ IATF16949規格,IATF承認取得・維持ルール,IATF公式解釈及びFAQ 等
持込可能な書籍類
◆ サプライヤー監査員(SAC)コーステキスト
◆ IATF/AIAG公式セミナーテキスト(APQP&PPAP,FMEA,MSA,SPC,IATF16949要求事項)
◆ コアツール(APQP,PPAP,FMEA,MSA,SPC)弊社発行スタディガイド,又はAIAG参照マニュアル(英語版)
お申込み方法
こちらの IATF16949セミナー/資格試験 お申込書に必要事項をご記載の上,メールへのPDF添付又はFAXでお申込みください。
FAX: 045-317-6398
お問い合わせ
セミナーの内容やお見積りなど,ご質問やご不明な点がございましたらお気軽にご連絡ください。
企業内(講師派遣)対応コース
サプライヤー監査員(SAC)コースは企業内(講師派遣)にての開催も可能になっております。
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このセミナーと併せて,よく一緒に受講されているセミナー
IATF16949内部監査セミナー
本セミナーでは,内部監査の意義を確認し,IATF16949に適合した品質マネジメントシステムの評価を的確に行うための監査実施に関する,基本的考え方及び実務的なノウハウを習得します。
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この資格試験と併せて,よく一緒に申し込まれている資格試験
コアツール資格認定試験(APQP&PPAP,FMEA,MSA,SPC)
本資格試験は,AIAGサプライチェーン・インスティチュートが開催するISO/TS16949認証制度運営元の公式資格試験です。本資格の取得を自動車メーカーや第1層サプライヤーの品質代表者が推奨しております。
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